ペットとの幸せな時




 ペットとの幸せな時(基本事項)

 

変更履歴

 

2012年  7月14日 初版登録
2020年  2月25日(最終更新) 全面リニューアル
                  

本ページでは、ペットを飼うことにした場合、事前に押さえておく必要のある事項を紹介します。

1.ペットの寿命
 ペットにも寿命が当然あります。
 犬より猫の方が若干平均寿命は長いですが、現在は14歳程度です。10年前は13.4歳程度でしたので
 10年間で0.6歳程度寿命が延びています。
 また、これは平均の寿命であり、20歳程度まで長生きする場合もあります。

 従って、ペットを飼う場合は、この20歳程度まで長生きしても、最後まで家族でペットの世話をする覚悟が必要です。
 例えば、子供がペットが欲しいと言って飼い始める場合、飼い始めの時の子供の年齢が10歳とした場合、ペットが長生きして20歳まで生きた場合の子供の年齢は30歳にもなってしまいます。
 30歳にもなれば、それまでに、就職し仕事で家を出たり、結婚して家庭を持ったりで、ずっと元の家でペットの世話を続けることはできません。その場合、子供の親が最後までペットの世話をすることになります。

 又、定年になり、家には夫婦二人だけ、または 夫婦の何方かが先に亡くなり家には一人だけ、 で寂しいのでペットを飼い始めると、飼い始める時は、65歳前後でまだ元気ですが、ペットが20歳まで長生きすると飼い主の方は85歳になります。
人間も85歳頃になると、病気になったり、介護が必要になったりで、年老いて色々手が掛かる様になったペットの世話をするのが困難になる可能性が大きいです。
 最近の新聞にも、飼い主が高齢になり、世話ができなくなったペットの扱いに困っている記事が載っていました。

 ペットが子供の時はめちゃくちゃ可愛いですが、自分の歳も考慮しペットの老後の最後まで面倒を見れるかを考えて、ペットを飼うことが必要です。

2.ペットに掛かる費用
 ペットを飼う場合に掛かる費用は、ペットが何歳まで生きるか等によって異なりますが、犬の小型、中型犬では、270万円~330万円程度であります。月にすると20万円程度になり、結構、費用がかかります。
ペットの可愛さは単純にお金に換算できるものではありませんが、自分の生活の浮き沈みの可能性も考え、ある程度お金に余裕がないと、途中でペットを不幸なことにしてしまいます。

ペットに、避妊手術や去勢手術をする場合も、費用が発生します。大型のペットの方が費用が高くなります。
去勢の手術で2~3万円、避妊手術が3~5万円です。

その他、ペットに贅沢をさせればそれだけ費用が膨らみます。

最後に纏めると、「自分の年齢や、収入、資産を考慮し、ペットの最後まで面倒を見る覚悟をもってペットを飼い始めることが大切です。」と言う事です。






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